現在も人気の呪術廻戦ですが、常に続きが気になりますよね。
また、作者の芥見先生も顔出しはせず
個人でのSNSアカウントもないため謎が多い人物です。
しかしご自身のことや
呪術廻戦の今後の展開などについて
本誌や単行本以外にちらほら発言されています。
ジャンプフェスタではなんと呪術廻戦の最終回について
言及されていたこともありました。
この記事では芥見先生についてと共に
芥見先生の発言から、呪術廻戦のラストシーンを
考察していきます。
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目次
呪術廻戦の作者・芥見下々(あくたみ げげ)先生とは
1992年2月26日生まれの漫画家です。
単眼の猫を自画像にしているのが印象的ですね。
2014年に少年ジャンプNEXT!!に掲載された
「神代捜査」にてデビューしました。
その後「No.9」「二界梵骸バラバルジュラ」が
週刊少年ジャンプに掲載され
2017年、呪術廻戦の前身とも前日譚とも言える
「東京都立呪術高等専門学校」がジャンプGIGAにて
好評だったことで、「呪術廻戦」が描かれることとなります。
ちなみに、「No.9」にも呪術廻戦の元となった
幾つかの設定や単語があります。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
好きなものや特技など
好きな食べ物はさっぱりした油もの。
矛盾しているようですが
「ささみの大葉巻きフライ」のようなもののことだそうです。
好きなおにぎりの具は明太子。
趣味は「仕事を除くとほとんどない」とのことですので
普段はずっと漫画を描き続けていると思われます。
それでも温泉と頭皮マッサージと脱毛が好きだそうなので
リフレッシュもしっかりされていますね。
特技もなく、運動能力も人並み以下と自称していますが
「強いて言うなら人より腕が少し長いので遠くのものが取れる」
ことだそうです。
出身地は宮城?岩手?
呪術廻戦の主人公・虎杖悠仁の出身が仙台であったことや
仙台銘菓を五条の好物に選んでいたりと
宮城・仙台ひいきのような印象が強いため
「芥見先生は仙台出身」と言われることがありますが
これは誤解です。
小説版カバーの著者プロフィールには
「岩手県出身」とはっきり書かれており
また、呪術廻戦作中に登場する「夏油傑」の
名前の由来として、地元民以外はあまり知らないであろう
岩手県北上市の「夏油高原」(スキー場&温泉)を
挙げていたことからも信憑性が高いです。
主人公の出身地や物語の始まりの場所を
作者自身の出身地に設定するのはよくあることなので
そこから生まれた誤解と言えるでしょう。
筆名「芥見下々」の読み方、由来は?
「漫道コバヤシ」登場時に語られた仮ペンネームは「蕺(どくだみ)ミルク」
「漫道コバヤシ」にて語られたペンネームの由来としては
「最初は“どくだみみるく”にしようとしていた」というもの。
しかしこれだと漫画のタイトルより目立ってしまうため
画数の少ない名前にしようと思ったそうです。
画数のお話をされているので、おそらく
「どくだみ」の部分は漢字の「蕺」でしょうね。
「ジャンプフェスタ2020」で語られた由来は二つ
芥見下々(あくたみげげ)という変わった名前の由来について
ジャンプフェスタ(通称ジャンフェス)で語られたのは
アルバイト経験(クリーニング屋)から
「世の中へりくだった方がいい」と学んだので
「ごみやクズなど役立たないもの」を指す
『芥』
そして、同じ音が二つ続くのが好きなので
へりくだった意味を二つ重ねて
『下々』
よって『芥見下々(あくたみげげ)』とのことです。
『見』の部分は「蕺」の「み」の名残りでしょう。
本名は?
過去のジャンプフェスタで「お名前はまさか本名?」と聞かれ
回答していますが、内容は
「本名は芥見上々(あくたみアゲアゲ)です。」
というものでした。
明らかに冗談ですので、本名は明かす気がないと思われます。
芥見下々先生の性別は?
芥見先生の自画像は現在の単眼猫になるまで
何度か変わっており、その中には美少女のものもありました。
それに加え、強い女性が作中によく登場することや
釘崎の「毛穴開いてんぞ」という台詞を
「男性がパッと思い浮かべられる台詞だろうか?」という疑問や
自分と作中キャラの対談という、女性作者
(正確には同人誌制作経験のある一定年齢の女性作者)が
やりがちなことをされていたということから
「芥見先生は女性ではないか?」
という噂がまことしやかにささやかれることになりました。
女性説を否定するためにジャンプフェスタにご本人登場
2020年のジャンフェスに、芥見先生本人が登壇しました。
顔出しNGの作家さんであるため
箱(「帳」と書いてあった)に入っての登場でしたが
声と、作者本人であることを証明するための
ライブドローイング(生出演で絵を描くこと)で
手元が見えたため、「芥見先生は若い男性である」ということが
はっきりした結果となりました。
小説版呪術廻戦「夜明けのいばら道」にははっきりと
小説版第2弾である「夜明けのいばら道」の
カバー裏作者紹介には、1999年(芥見先生7歳頃)に
「キ○タマにキンカンを塗るデスゲーム(ターン制)」
を行っていたことが書かれています。
男性であることは明らかですし
かなりやんちゃな少年だったことが分かる面白いエピソードです。
ジャンプフェスタにて呪術廻戦の結末に言及
ジャンプフェスタにて、様々な質問に回答
芥見先生は単行本おまけページにて
「少年誌の主人公らしさを虎杖に押し付けてしまっている」
「そのため虎杖がちょっと苦手」
と公言していましたが
逆にジャンプフェスタで「お気に入りのキャラ」を聞かれた際は
「七海が少し好き」
と回答していました。
それ以外はみんな普通とのことですので
これらを照らし合わせて考えると
七海と虎杖だけちょっと特別(色んな意味で)と理解できますね。
声優・中村悠一さんの質問「最終回に虎杖・伏黒・釘崎・五条の4人は生き残っていますか?」
アニメ化が決定し、声優さんも揃ったジャンプフェスタにて
声優・中村悠一さん(五条役)から
「最終回に虎杖・伏黒・釘崎・五条の4人は生き残っていますか?」
「僕(の役柄)、最終回直前でよく死ぬので」
と質問がありました。
芥見先生の回答は
「(その4人のうち)1人だけ死ぬか、1人以外死ぬかですね」
というもの。
これに驚いて「でもまだ変わるかもですよね?」と聞かれても
ちょっと煮え切らない感じで「そうですね……」と答えていたため
おそらく上記の回答でほぼ芥見先生の心は決まっていると思われます。
公式キャラブックのQ&Aの回答は
もう一つ、公式キャラブックでも
「伏黒の最後は決まっているが、虎杖の最後は未定」
と回答しています。
釘崎と五条について語っていないということは
「1人だけ死ぬか、1人以外死ぬか」が本当だった場合
この「1人」は伏黒か虎杖を指していると思われます。
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まとめ
今のところ、芥見先生は呪術廻戦のラストについて
・メイン4人(虎杖・伏黒・釘崎・五条)のうち「1人が死ぬか、1人以外全員が死ぬ
・伏黒の最後だけ決まっている
と語っています。
漫画において「死んだ人間のその後をずっと描き続ける」というのは
なかなか考えにくいです。
基本的には生きている人間たちの生きざまを描くものですよね。
(舞台が死後の世界や幽霊を扱うものでない限り)
つまり、こうした生きた人間たちのバトル漫画において
「最後を決める」は「死に様を決める」と
ほぼ同義ということです。
生きていればその後は幾らでも可能性がありますからね。
よって、ファンの間では現在伏黒の行く末が心配されています。
しかし、生きた人間が現在進行形で作っている作品である以上
心変わりする可能性ももちろんあります。
芥見先生が、現在考えているラストよりももっと面白い終え方を思いついたら
彼らの命運は変わるかも知れません。