アニメ呪術廻戦にて、毎回毎回しのぎを削る戦いの終わりに
ほっと一息つけるような、はたまたシュールで
ぽかんとしてしまうようなギャグを見せてくれるのが
「じゅじゅさんぽ」。
元々は原作のカバー裏にあるひとコマ漫画です。
この記事ではアニメ版のじゅじゅさんぽの
あらすじを最新話まで全話まとめています。
「あのエピソードってじゅじゅさんぽだったっけ?」
「あのじゅじゅさんぽが観たいけど何話だったっけ?」
などなど、確認したい際にぜひお使いくださいね!
目次
「じゅじゅさんぽ」とは
アニメ呪術廻戦のED後に流れる短いコメディパートです。
第3話から毎回放映されています。
アニメに慣れてる方には「Cパート」
マンガに慣れてる方には「単行本カバー裏」
と言えば通りがいいでしょうか。
別のアニメの例を出しますと
アニメ鬼滅の刃の「大正コソコソ噂話」がこれにあたります。
(こちらは原作では話と話の間の単行本描き下ろしでした)
作者・芥見先生の原案
呪術廻戦は原作単行本のカバー裏に、ひとコマだけの
おまけマンガのようなものが載っています。
これが元祖「じゅじゅさんぽ」です。
普段は厳しい戦いの中に身を置くキャラたちの
何気ない日常会話が見られる貴重な部分です。
アニメCパートの「じゅじゅさんぽ」は
原作「じゅじゅさんぽ」と同じノリですが
単行本カバー裏のアニメ化というわけではなく
完全な新ネタとなっているものがほとんどです。
原作者が原案を出しているということもあり
アニメオリジナル、いわゆる「アニオリ」とも違うため
単行本カバー裏と並んでどちらも「じゅじゅさんぽ」と
呼べるというわけです。
ちなみに、こちらは単行本カバー裏にしかないのですが
キャラ達が大喜利をやる「JUPPONグランプリ」もあります。
3話じゅじゅさんぽ 寿司と回転寿司は別モノ!
虎杖と釘崎のじゃんけんから始まります。
釘崎が勝ったため、釘崎の希望である
お寿司を食べに行くことになりました。
五条は行きつけの寿司屋に連絡しようとしますが
虎杖が「回転寿司がいい」と言い出します。
これには釘崎が猛烈に反対。
回転寿司と回らない寿司は別物なのです。
伏黒ですら
「五条の金で食べるならいいものを食べたい」と言います。
しかし虎杖の反論は
「釘崎は田舎出身だから回転寿司を知らないだろう」
というもの。
これには釘崎も図星。
更に五条が「初めての人が行くならりっぱずし」と言い出し
追い打ちのように虎杖は
「りっぱずしの寿司は新幹線に乗ってやってくる」と
釘崎に言います。
さすがの釘崎も衝撃だったようで
一向はタクシーで回転寿司へ向かうのでした。
4話じゅじゅさんぽ 電話中のしぐさそれぞれ
話題は電話をしているときのクセについて。
伊地知が電話中にペコペコとお辞儀をしているのを見て
「私もムダ毛の処理で首をよく痛める」
と謎の共感をします。
伏黒は電話中よくイライラしていると虎杖。
(理由は相手が五条だから)
虎杖は電話中ウロウロ歩き回るクセがあるようです。
そこで伊地知が
「肩で電話を挟んで“ながら通話”できますか?」と聞きます。
伊地知がやってみせたように伏黒、虎杖が成功。
釘崎も成功……に見えて電話は肩から滑り落ち
衝撃で見事にひび割れてしまうのでした。
5話じゅじゅさんぽ パンダは臭い?
パンダと真希の「臭い」「臭くない」の応酬。
真希曰く、パンダから獣臭がするようです。
真希はパンダに風呂に入ってほしいようですが
パンダは人間と違って汗をかかないし
水にぬれるのが嫌で入りたくない様子。
そこで1年生にお鉢が回ってきました。
パンダを嗅いでみろと言われて素直に従う伏黒と釘崎。
伏黒の感想は
「別に臭くない。おひさまの匂いみたい」とのこと。
パンダの匂いよりも伏黒らしからぬ
「おひさま」という言葉選びに釘崎と真希は驚いたのでした。
6話じゅじゅさんぽ GO GO 五条!
五条悟のGO GO 五条!という謎の番組から始まります。
進行役は当然五条。
今日は東京都立呪術高専を案内すると言いますが
「困っている子がいますね。アドバイスしましょう」と言って
呪力のコントロール訓練中の虎杖のところへ行きます。
五条は虎杖の耳に顔を近づけ
「君は狭い道を歩いている」
「目の前には横隊の男子大学生。殺意が湧くだろう?それを…」
と続けようとしたところで
虎杖に「うるさい」と一蹴されました。
ただちょっかいをかけたかっただけのようですね。
7話じゅじゅさんぽ キャ○翼パロ!
ビーチのような領域内で
二人そろってブラジル体操に興じる夏油と真人。
「ぼちぼちあったまったかな」
「そうだね」
と会話し、何かを始めようとする二人の足元には
頭だけになった漏瑚。
突然のホイッスルの音と共に、夏油が漏瑚を蹴り出し
真人が思いっきりドリブルをし駆け出します。
突如始まったサッカー。
二人は「夏油君!」「真人君!」と声を掛け合いながら
抜群のコンビネーションでゴールを狙います。
しかしゴールポスト前には花御が。
キーパー花御によって夏油のシュートは阻まれました。
蹴られ、殴られるたびに漏瑚が悲鳴を上げています。
しかし真人の必殺技、オーバーヘッドシュートが炸裂。
漏瑚は歯を何本か失いながら、花御の手をすり抜け
ゴールポストの網を貫かんばかりに叩き込まれました。
そして、漏瑚は「あいつらあとで殺す」
と殺意を新たにするのでした。
8話じゅじゅさんぽ 真依と高田ちゃんの出会い
高田ちゃんの握手会に参加する東堂に連れてこられ
イライラしている様子の真依。
しかしその様子を何か勘違いし、東堂は次の
握手会のチケットを真依に渡し
「お前も高田ちゃんの素晴らしさを肌で感じて来い」
と言います。
東堂的には「未来の夫たる者の務め」らしいのですが
真依は内心
「普通にめんどくせえ」「普通にきめえ」
と呟いています。
こういうところはかなり真希に似ていますね。
しかし断るともっと面倒なことになるのを予測できた真依は
渋々ながらチケットを使いファン達の長蛇の列に並びます。
金属探知機に引っかかった際は
堂々と銃を取り出し預けていました。
ファンには珍しい女性ということで
高田ちゃんはすぐに初めての人だと察知し
握手しながら真依に名前を聞きます。
あまりに真依が仏頂面だったためか
高田ちゃんは真依の体調を気遣い
「元気になったらまた来てね」
「覚えてるよ。真依ちゃん」
と微笑むのでした。
東堂に「どうだった」と聞かれた際は「別に」と
はぐらかしていましたが、内心、真依にとっては
「悪くねえ……」
というとても満足感溢れるイベントになったようです。
9話じゅじゅさんぽ 七海にかまってほしい五条
通りすがる七海に
「お出かけしよ」「大事な話があるんだって!」と
呼びかけますが、「それは大変だ」と相手にされない五条。
とにかく七海の気を引きたい五条は
七海の行く先々に現れちょっかいをかけます。
七海は全部無視したようですが、周囲に五条のいないある時
スーツのポケットに手紙が入っているのを確認します。
「ななみへ」という宛名と似顔絵から
五条のものであるのは明白でした。
中身は男性器のらくがきと「ち○こ」の文字だけ。
五条に特段の用件はなかったらしく、このくだらないいたずらに
流石の七海もイラッとした様子でした。
放映時、五条の子供っぽいいたずらが
ツイッターでかなり話題になっていました。
10話じゅじゅさんぽ スカートで遊ぼう
教室に置いておいたはずの学ランを探す釘崎。
パンダに尋ねたところ、なんと学ランを来た状態で
「見ていないなあ」などとはぐらかします。
(パンダは普段制服を着ていません)
もちろん釘崎の金槌が炸裂。
しかしスカートはない様子。「越えちゃいけない一線だろ」と
怒りを露わにしている釘崎のところへ、突然教室の扉が開き
「高菜!」
の声と共にスカートを穿いた棘がポーズを決めて登場。
当然、間髪入れずに思い切り拳骨を張られました。
倒れた棘をパンツ丸出しに剥いている釘崎を見て
伏黒は「絵面やば」と感想を漏らします。
しかし棘の穿いていたスカートは釘崎のではなく
真希のものでした。
釘崎のスカートはというと
「こんばんは~! 釘崎野薔薇で~っす!」
と言って虎杖を笑わせている五条が穿いていました。
前回ほどひどい五条は見られないと思っていたところに
「受け持ちの女生徒のスカートを盗んで穿く」
という前回以上のいたずらを見せられ、この回も
SNSはかなり騒然としていましたね。
11話じゅじゅさんぽ 今度はエ○ァパロ!
「間取りはいいのにIH」
「三口コンロは死兆星」
「焼き討て焼き討て比叡山」
「香りマツタケ味シメジ」
「秋の気配が消えていく!」
「愛する者の涙と共に!」
「次回、呪術廻戦第12話」
「“血塗られた紅葉狩り”」
「狩られているのは、その心」
以上が全文です。釘崎による嘘予告でした。
映像では山中をさまよう釘崎や
米の収穫をする真希たちなどが映っていましたが
呪術廻戦原作にそんな話は一切ないので
(そもそも次の12話は秋ではないので)
まったくの大嘘です。
短いながらも力技でボケ通すタイプのじゅじゅさんぽでした。
12話じゅじゅさんぽ 遊ぶ改造人間たち
公園に置き去られた「黒ひ○危機一髪」というおもちゃに
興味を示して集まってくる改造人間たち。
(低級呪霊にも見えますが、Netflixの字幕は改造人間となっていました)
遊び方を知らないながらも、黄色い改造人間の呼びかけで
赤い改造人間がおそるおそる剣を刺してみます。
その感触に何かを掴んだのか、足元に散らばった
剣を次々と刺していく改造人間たち。
最後の剣を刺した瞬間、黒ひげが天高く飛び上がり
驚いた改造人間たちは三方へ逃げ出すのでした。
13話じゅじゅさんぽ 肉団子のつながり
誰の部屋かはわかりませんが、和室で鍋を囲む
伏黒、釘崎、真希、棘、パンダ。
鍋はほっかほかの肉だんご鍋。
肉団子を一口食べた真希が
「この肉団子美味いな、作ったの誰だ?」
と尋ねると、伏黒が
「俺です。簡単にできますよ」と言い
レシピの説明が始まります。
- 材料(※)を全部入れる。しょうがは思っている倍入れる。
- よく混ぜてこねる。
- スプーンで形を整えながら鍋へ入れる。
(※)鶏ひき肉、みじん切りネギ、チューブしょうが、卵黄、塩コショウ
簡単なレシピですが、伏黒が「虎杖に教わった」と言った途端
座の空気がしんと静まり返ります。
彼らの中では虎杖は亡くなっていることになっているので
釘崎は「虎杖の遺作」と呟きます。
一方その頃、秘密の特訓中の虎杖と五条も
同じ肉団子鍋を一緒に食べていました。
この肉団子は五条の口にも合った様子。
作り方を伏黒にも教えたことを思い出した虎杖は
「早く二人に会いてえなあ」と思うのでした。
14話じゅじゅさんぽ 高田ちゃんのお寿司リポート!
高田ちゃんのグルメリポート番組が始まります。
今回は老舗のお寿司屋さん。
高田ちゃんのチョイスは日本酒と赤ヒモ。
渋いチョイスや大将・MCへの変な絡み方など
かなり自由すぎるリポートです。
その番組を東京校の共用部のテレビで観ている東堂。
「仕上がっているな」となぜか満足気です。
その後ろを「おっぱっぴーの由来知ってる?」などと
どうでもいい世間話をしながら五条と虎杖が通り過ぎて終了です。
誰も何も突っ込まない、シュールな回でした。
15話じゅじゅさんぽ 好きなタイプは?
突然「Q.どんな人がタイプですか?」の文字。
真希「最低限私より強い奴」
真依「は?なんで答えてもらえると思ったの?」
釘崎「“かきくけこ”(※)はマジで無理」
(※甲斐性なし・金欠・臭い・ケチ・事切れてるの頭文字)
西宮「セバスチャン・スタンって知ってる? いい体してるぜ」
三輪「いや、そりゃ普通にカッコいい人は好きですけど、一緒にいて楽しいというか、“私にはこの人しかいない”って思えるかどうかが大事ですよね」
そして最後はなぜか五条。
「あー、ほら、えー、なん、何だっけ」
と思い出せないでいる様子。
「前髪が特徴的ないい子そうな子、いるじゃん」
と歌姫に尋ねます。
歌姫は思案モード。「いい子そうな子」に
当てはまりそうな女子が三輪しかいなかったため
「三輪ね」と答え、五条も「あーそうそうそう」と納得の様子。
一番人気キャラである五条の「好みのタイプ」が
三輪である(かも?)ということが知れたためか
「三輪(五条ファン)と五条は両想い!?」と
ツイッターでかなり物議をかもしたじゅじゅさんぽです。
16話じゅじゅさんぽ 助けてメカ丸!
「メカ丸、憲紀に歌姫先生が呼んでたって伝えといて」
「メカ丸~、これ東堂君に渡しといて~」
「メカ丸!ちょうどよかった、これ、東堂先輩と加茂先輩に」
やたらとメカ丸を伝達役にする京都校女子たち。
「お前ら何でいつも俺を通すんダ?」
とメカ丸が尋ねます。
真依・西宮は「めんどくせえからに決まってんじゃん」
三輪は「普通にまだ怖いんだよなあ」
が本音ではあるのですが
それを言うともう引き受けてくれなさそうなので
「頼りにしてますよ!」
と言って去って行ってしまいます。
メカ丸が聞きたいのはまさにその理由だったわけですが
「頼られてるならいいか」と諦めた様子でした。
17話じゅじゅさんぽ 西宮桃のアレンジレシピ!
深夜に小腹を空かせた三輪。
昼に食べ残した枝豆を取りに食堂へ来たのですが
目の前には枝豆をつまんでいる真依と西宮の姿が。
こともなげに「ごめん」と言う西宮。
代わりにカップヌードルを三輪にあげますが
「深夜にカップラーメンはちょっと」と断られます。
ここで西宮のアレンジレシピ公開。
- シーフードヌードルの中に鷹の爪をハサミで切って入れる
- 容器の半分くらいまで牛乳を入れる
- 熱湯を内側の線まで入れる(牛乳の分も熱々のやつ)
これには三輪も大喜びで舌鼓を打ちました。
しかし「こんなに美味しいならこっちを食べればよかったのに」
という素朴な疑問には
「流石に深夜のカップラーメンは翌日に響く」
と正論で返されました。
三輪もそう思って枝豆を食べたかったはずなんですよね。
京都校も女生徒たちが奔放なのは変わらないようです。
18話じゅじゅさんぽ 青春!呪霊学園
突然始まる学園モノ。登場人物は全員偽夏油配下の呪霊です。
どうやら漏瑚以外(真人・花御・陀艮)は女生徒らしく
セーラー服を着ています。
(体はしっかり人間の女性の体です)
しくしくと泣いている花御。
原因は漏瑚が花壇を燃やしたことらしく
真人が漏瑚を責めています。
反省しない漏瑚に業を煮やしたのか真人は花御に
「漏瑚くんシメちゃおうよ、私の彼氏の先輩がさ、マジ、コレだから」
と悪い知り合いがいることをそれとなく伝えます。
それを断った花御は焼かれた花壇の前に来ます。
無残にも燃やされた花をよくよく見ると
養分の少ない土に一度作物を燃やし、灰にして養分とする
「焼き畑」であることに気付きます。
振り向くと照れくさそうに立っている漏瑚。
殊更に恩を売らない硬派な彼に、花御はときめくのでした。
19話じゅじゅさんぽ 五条のハンガーラックとは
ハンガーラックの歌(自作?)を歌って浮かれている組屋。
そこに真人が「五条悟のハンガーラックってどんなの?」と尋ねます。
組屋の答えは
「ポールハンガーだろうな」
「スタンドは仙骨、尾骨を残した寛骨(骨盤)をベースに加工した大腿骨で安定させる」
「背骨は腰椎、胸椎、第三頸椎まで使う」
「神代楠のレプリカを使って交互に入れ込むことで長さを出す」
「全体のバランスを見ながら棘突起や横突起を延長してラックにする」
「色合いによっては脳でなめした皮をかぶせるのもいい」
とのこと。
テンションの上がる組屋でしたが
真人には理解されなかったようで「いらねー」と言い捨てられました。
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まとめ
じゅじゅさんぽ、色々なネタが多くて毎回楽しいですよね。
アニメならではのパロディネタや裏話など
EDが終わった後もアニメを最後まで見たい!と思えるネタが満載です。
ちなみに、11話じゅじゅさんぽの頃
芥見先生はお引越しの準備をされていたそうです。
「間取りはいいのにIH」
「三口コンロは死兆星」
の下りは物件選びに悩んでいたのがよくわかりますね。