呪術廻戦第132話「渋谷事変49」
真人が新たな姿に変身していったことで、呪霊として格も上がり強さも増していった。
領域展開と黒閃を経ることで呪力の核心を掴んでいたのだ。
だが、虎杖も真人も体の消耗が激しく、お互いに短時間で決着をつけようとしていた。
二人が拳を握りしめ攻撃に備えたところで前回は終わった。
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目次
呪術廻戦132話のネタバレ
前回の呪術廻戦 第131話のネタバレはこちらから
虎杖の黒閃対策をしていた真人
激戦を繰り広げたことで、お互いに体力の限界が近づいていた真人と虎杖。
二人とも残りわずかの体力を振り絞っており、戦いは佳境を迎えていました。
お互いにトドメの黒閃を相手に繰り出そうと拳を振りかざしていた。
真人は『黒閃を狙って出せる術師はいない。だが、今の虎杖は狙って出せる凄みがある』と真人は考えていた。
だが、『虎杖は黒閃を打つ。無策で挑めば祓われる。』
そう考えた真人は、虎杖の黒閃を防ぐための対策を済ませていたのだ。
その作戦というのは、”自分の体を変形させてミートをずらし、拳に集中している虎杖の首をカウンターで落とす”という物だった。
この真人の作戦が、見事にハマった。虎杖の拳は真人の左腕をかすり、真人のカウンターが虎杖に襲いかかる。
『俺の勝ちだ！！』と自身の勝利を確信した真人。
だが、そんな真人を時間差で二重の衝撃が襲う。
逕庭拳と東堂により形勢逆転
真人が勝利を確信するカウンターを決める瞬間、虎杖の拳をかすめた左腕に衝撃が走った。
その衝撃によりカウンターの起動が大幅にズレて虎杖にカウンターが当たらなかった。
真人の左腕に虎杖の攻撃は、逕庭拳だったのだ。
逕庭拳とは、虎杖の悪癖から生まれ、呪力操作の精度と引き換えに一度は使えなくなってしまった技。
だが、渋谷事変での脹相戦でまた使えるようになりそれをモノにしていたようだ。
そこに『呪霊よ、オマエが知らんはずもあるまい。腕なんて飾りさ。拍手とは、魂の喝采。』と東堂が現れ、不義遊戯を発動しようとした。
その拍手を聞いた真人は、当然東堂が術式で入れ替わろうとしていると考え警戒した。
そして東堂が入れ替わるであろう先に向けて攻撃を放ちます。
黒閃炸裂！虎杖が勝利…！？
東堂を狙い攻撃を放った真人。だが、その攻撃は空を切った。
驚く真人に東堂は『残念だったな。俺の不義遊戯はもう死んでいる。』と言った。
大きく空振りをし、隙を作ってしまった真人。
その一方で虎杖は、ずっと拳に呪力を込めつづけていた。
そして虎杖は全力の一撃を真人に放った。
虎杖の放った拳は真人の腹部に直撃し、黒い火花が弾け飛んだ。
吹き飛んだ真人は『まだ、まだだ。』と立ち上がろうとするが、思わず嘔吐してしまった。
その姿は元のままの真人に戻ってしまい、改造人間のストックもなくなっていた。
ダメージを受けて膝をついてしまっている真人の前に虎杖が立ち塞がる。
敗北した真人の前に偽夏油現る
虎杖は、膝をついた真人に語りかける。
『認めるよ、俺はオマエだと。』
虎杖は、理由なく人を殺す真人をずっと否定したかった。だが今の虎杖は理由なく真人を殺したいと思っている。
そして虎杖は、真人がまた新しい呪いとして生まれ変わってもソイツを殺す。名前を消しても姿を消しても何度でも殺し、もう理由も何もいらないと考えていた。
たとえ、自分の行いの結果が出るのが何百年後でも何かのきっかけに過ぎないとしても虎杖は真人を殺し続けることが自分の役割だと理解した。
そんな純粋な虎杖の殺意に対し真人は恐怖を感じ、足を引きずりながら逃走を試みる。それを追う虎杖。
そんな二人の様子は、雪原でオオカミがうさぎを狩っているようだった。
無抵抗になっていた真人に虎杖はトドメを刺そうとする。
そこに偽夏油が現れ、『助けてあげようか、真人。』
と語ったところで次回へ続く。
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呪術廻戦132話の感想
虎杖・東堂VS真人戦がついに決着しましたね。
カウンターを決められそうな時はどうなるかと思いましたが、あそこで逕庭拳が出るとは。
あそこで東堂が術式を出すふりをするのも大きかったですね。
でも、不義遊戯がもう使えないとは…
もう東堂の戦闘は見れないのか。
真人に完全に勝利しましたが、ここで偽夏油が登場。
次回はどうなってしまうのか。
