呪術廻戦第148話「葦を啣む」
147話では、夜蛾が完全自立型の呪骸であるパンダを作った罪で上層部に拘束されていた。
自分の運命を悟ってか、これまで作ってきた呪骸たちに別れを告げる夜蛾。
そのときパンダは夜蛾をおびき出すために捕まっていたのだが、夜蛾に対して恩がある日下部がパンダを助けた。
だが、夜蛾は楽巌寺の前に破れ致命傷を負ってしまう。
そして楽巌寺に呪骸の作り方を告げて静かに息を引き取った。
夜蛾の亡骸を見たパンダは涙を流した。
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目次
呪術廻戦148話のネタバレ
前回の呪術廻戦 第147話のネタバレはこちらから
前回のおさらい
禪院家へと戻った真希
当主である恵の権限を使い呪具を回収するために禪院家へと戻った真希。
すると、そこには同じく禪院家の直哉の姿があった。
直哉は真希の顔を見て取り柄だった顔もグズグズでもう誰も君のこと眼中にないでと心無いことを言い放つ。
直哉は呪術も使えず呪霊も裸眼では見ることができない真希のことを昔から見下していた。
さらには、良かった顔まで大火傷を負ってしまったことで以前よりも態度は冷たくなっていた。
だが真希は、直哉の質問には答えることなく呪具の保管している忌庫へと向かっていく。
忌庫の目前では真希の母親であろう女性が立っており『戻りなさい。』と真希に言うが、当主である伏黒に許可をとっていると言い返す。
伏黒が当主になった経緯
−回想シーン−
病院内で禪院家の次期当主について話している伏黒と真希。
真希は伏黒に直毘人の遺言により伏黒が指名されていることを伝える。
それを聞いて伏黒はめんどくさいと断るのだが、真希が説得にかかる。
伏黒が当主になれば禪院家の財産が全て伏黒のものになるためこれからの立ち回りを考えた上で伏黒が当主を引き受けるべきだと真希は言う。
これを聞いても引き受けたくない伏黒は真希にゆずると言うが、今の私じゃ誰もついてこないと断った。
相伝の術式を継ぎ、領域を会得し、五条に目をかけられているというのを満たしている伏黒でギリギリ当主になる資格があるという。
これに加え真希にはもう一つ伏黒に当主になってほしい理由があった。
『私じゃ真依の居場所を作ってやれない。』と伏黒に吐露した。
そんな真希の妹を思う気持ちを聞いて伏黒はやっと当主を引き受けることになる。
−回想シーン終了−
真希は母親の制止を無視して忌庫へと歩みを進める。
そんな真希に対して『一度くらい産んでよかったと思わせてよ。』と言う母。
忌庫の中には扇が待ち構える
忌庫の扉を開けた真希の前には、父親である扇が待ち構える。
扇は真希たちの動きを先読みして忌庫を空にしていたのだ。
そして、その背後には妹である真依が血を流して倒れていた。
場面は変わり対面して話をする直哉と甚壱。
甚壱は次期当主として直哉よりも伏黒のほうがマシであり、五条家との関係修復のために後押しする声も少なくないと話す。
だが、全財産を伏黒に譲るということには納得いっていないということだった。
そして伏黒は五条家のみならず加茂家の次代当主である憲紀とも友好関係を築いているため今伏黒を消してしまうと禪院家全体の立場が悪くなると考えていた。
そのため甚壱たちは”五条悟開放を企てた謀反者として、伏黒・真希・真依を誅殺する”ことを企んでいた。
そして、真希と真依を殺すという今回の計画を発案したのは他でもない二人の父親である扇であるという。
真希VS扇
領域対策である『落花の情』を居合に転用して構えを取る扇。
真希は、組屋の最高傑作であるという呪具『竜骨』を構える。
竜骨は、刃で受けた攻撃と呪力を蓄積し使い手の意図に合わせて峰から噴出する効果があるという。
真希は扇の居合を防ぐと、呪具の効力を利用して刀を折ることに成功する。
直後扇に斬りかかる真希だが、逆に右目・脇腹を切られてしまうことに。
扇の刀は、折れたはずなのに刀身が復活していたのだ。
そして扇は当主になれなかった理由を『子供のオマエたちが出来損ないだからだ。』と言い放つ。
次回へ続く
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呪術廻戦148話の感想
相変わらずの人でなしぶりを発揮する禪院家の人達。
こんな扱いをずっと受け続けてきた真希と真依が可哀想で仕方ないですね。
また、やはり伏黒の当主には未だに納得していない様子でした。
もしかすると別行動になっている伏黒のもとにも禪院家からの刺客が向かっているかもしれないですね。
毎週動きが大きくなってきているため、次回も何かしら大きな動きがあるでしょう。
真希が覚醒し父親を殺して忌庫から出てくるという展開もあるかもしれないですね。
