呪術廻戦第112話「渋谷事変30」
甚爾が陀艮を祓ったことで陀艮の領域から脱した伏黒、七海、直毘人、真希。
伏黒は甚爾に次の強者として認識され、元いた室内から外へ出されてしまいます。
二人の戦いが始まろうとしていました。
一方で残された七海、直毘人、真希は、突然現れた漏瑚によって一瞬で倒されてしまいます。
その頃、虎杖は菜々子と美々子によって宿儺の指を食べさせられていました。
指の気配を察し、その場に駆けつける漏瑚。
漏瑚は菜々子と美々子を退け、己の所持している指を取り出し、
「起きろ 宿儺!!」と叫んだのでした。
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目次
呪術廻戦112話のネタバレ
前回の呪術廻戦 第111話のネタバレはこちらから
両面宿儺の降臨 圧倒的邪悪
漏瑚は己が所持していた宿儺の指、10本全てを虎杖に食べさせた。
菜々子と美々子が食べさせた本数は不明だが、
これで虎杖は最低でも15本の指を取り込んだことになった。
一度に多量の指を取り込んだらどうなるのか、漏瑚にとっても未知数であった。
「ゲホッ」
漏瑚が振り返ると、菜々子と美々子が負傷しながらも立ち上がっていた。
漏瑚の術式を受けながらも、二人は死んでいなかったのだ。
とどめを刺そうと左手を挙げる漏瑚。
しかし、漏瑚の左手は手首から先が無くなっていた。
一瞬の出来事に驚く三人。
「1秒やる」
「どけ」
指を食べさせるために漏瑚が掴んでいた虎杖の顔は、宿儺のものになっていた。
即座に宿儺との距離を取る三人。
漏瑚は感じ取っていた。
「五条悟とは異質の強さ!! 圧倒的邪悪!!」
時を同じくして菜々子も感じ取っていた。
「互いの一挙手一投足が全て死因に成りうる恐怖!!」
息をすることすらままならなくなる菜々子と美々子。
宿儺は三人を見て、言った。
「頭が高いな」
そう宿儺が発した瞬間、菜々子と美々子は条件反射のように頭を下げ、漏瑚は膝をついた。
だがその瞬間、漏瑚の頭頂部はスライスされたかのように切られ、
後ろの壁には大きな傷が出来ていた。
「片膝で足りると思ったか?」
漏瑚の行動が気に入らなかった宿儺による攻撃だった。
切られた漏瑚の頭からは多量の血が流れていた。
宿儺は笑みを浮かべながら菜々子と美々子に言う。
「ガキ共 まずはオマエらだ 俺に何か話があるのだろう」
「指一本分くらいは聞いてやる 言ってみろ」
菜々子は土下座をしたまま、おびえながら言う。
「……下に 額に縫い目のある袈裟の男がいます」
「そいつを殺して下さい」
「夏油様を解放して下さい」
菜々子と美々子の願いと宿儺の答え
夏油の解放、それが菜々子と美々子の願いだった。
宿儺の指を使って、宿儺に直接頼むという危険を冒してまで。
菜々子と美々子は夏油と過ごした日々を思い返していた。
何気ない穏やかな日常。
二人は夏油が大好きだった。
しかし、夏油は五条悟によって殺されてしまった。
大好きな夏油を殺した五条悟のことは、勿論許せなかった。
でも、夏油は五条悟を親友と呼んでいた。
だから、これでも良かったのだと思えていた。
けれど、
今の夏油は夏油では無い。
菜々子と美々子は許せなかったのだ。
大好きな夏油の身体が、見ず知らずの何者かに使われているということが。
「地獄に落ちろ 後悔させてやる」
心の中でそう思いながら、菜々子は宿儺に願った。
「私達はもう一本の指の在り処を知っています
そいつを殺してくれれば それをお教えします」
菜々子と美々子の願いを聞いた宿儺は、二人に面を上げるよう言った。
二人が顔を上げると、宿儺は穏やかに笑っていた。
瞬間、美々子の顔はぐしゃぐしゃになっていた。
菜々子の顔には多量の美々子の血が飛んでいた。
宿儺は冷酷に言った。
「たかだか指の一、二本で俺に指図できると思ったか?」
「不愉快だ」
菜々子は怒りのままに、術式を発動しようとスマートフォンを構えた。
「死ね!!」
そう叫んだのも束の間、菜々子の顔はスライスされていた。
そして次の瞬間には全身が細かな角切りにされていた。
宿儺は残された菜々子のスマートフォン掴み、「つまらん」と握り潰したのだった。
漏瑚(呪霊側)の狙いと宿儺の計画
宿儺の視線は呪霊、漏瑚に移った。
「何の用だ」
そう問いかけた宿儺に漏瑚は答えた。
「用は……ない!!」
不思議がる宿儺に構わず、漏瑚は続けた。
自分達の目的は宿儺の完全復活だと。
宿儺は未だに虎杖の身体を自由に使うことができない。
そのための“縛り”を虎杖との間に作ることが出来ていなかったのだ。
己の目的のため、漏瑚は宿儺に言う。
「虎杖悠仁が戻る前に奴との間に“縛り”を作れ!!」
「肉体の主導権を永劫得るための“縛り”を!!」
だが、宿儺は漏瑚を見下ろしながらただ一言答えた。
「必要ない」
想定外の返答に驚く漏瑚に、宿儺は続ける。
「俺には俺の計画がある」と。
しかし、そう言いつつも宿儺は漏瑚に譲歩案を持ち掛けた。
「俺に一撃でも入れられたら呪霊の下についてやる
手始めに渋谷の人間を皆殺しにしてやろう」
「一人を除いてな」
それを聞いた漏瑚は、真剣な眼差しで答えた。
「二言はないな」と。
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呪術廻戦112話の感想
ついに虎杖の中には15本以上の宿儺の指が取り込まれてしまいました。
虎杖は身体の主導権を元のように取り返すことが出来るのでしょうか。何か影響が出始めてもおかしくないのでは……?
そして、身体の主導権を握った宿儺ですが、強さに加えて非道さが際立ちましたね。
菜々子と美々子の描写があまりにも切なかったです。
次回は宿儺vs漏瑚となるのでしょうか。
呪霊同士の戦い、どのようなものになるのか楽しみですね。