「0巻」での乙骨憂太の戦いにおいて
その力の源をほとんど担っているのが特級過呪怨霊「里香」。
「呪いの女王」と呼ばれたその正体は
「呪いの王」と呼ばれた宿儺と同じく、人間でした。
人間としての彼女の名は「祈本里香」。
乙骨の人生に大きな影響を与えた少女です。
この記事ではこの「里香」について、その力や正体
怨霊になるに至った事件や現在の状況などを解説しています。
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目次
祈本里香(おりもとりか)とは?プロフィール紹介!
作中では呪霊であるため呪術師や呪詛師と同じく
等級がつけられています。それが「特級過呪怨霊」で
現在まで作中には里香一体しか登場していません。
乙骨のことが大好きで、乙骨に仇なすと思った者
特に女性と(里香から見て)年上の男性は嫌いなため
積極的に近づこうとはしませんし
乙骨が信頼している相手であっても危害を加えようと
することさえあります。
正体は乙骨の幼馴染みの女の子
里香も元々は乙骨と同じ人間でした。
同い年の幼馴染みで、里香の享年は11歳です。
里香の母親は里香が5歳の頃に亡くなっています。
その後小学校入学直前までのわずかな期間を
父親と一緒に暮らしていました。
小学校入学の2日前に里香は父と一緒に登山へ行きましたが
一週間後に里香だけが避難小屋で保護され
検査入院するために行った先で、肺炎にかかって
入院していた乙骨と出会って同じ小学校へ入学します。
しかしその後も父親は戻って来ず、生死不明となります。
里香を引き取った父方の祖母は
里香の人を操るような言動や可愛らしい容姿の自覚などからも
「里香が自分の息子(里香の父)を殺した」と思い込んでおり
あまりいい態度を取っていたとは思えません。
里香も祖母が大嫌いなようです。
乙骨が家族と離れ、高専に入る直接の原因を作った
乙骨が自分の家族と離れて暮らすきっかけとなったのは
怨霊となった里香が乙骨の妹への嫉妬を隠さなくなり
攻撃的に接するようになったためです。
生前は打算的ではありましたが好きな人の身内ということで
優しくしていた様子でしたので、理性のタガが外れて
しまったのでしょう。
乙骨をいじめていたクラスメイトをロッカーに詰め込み
重傷を負わせて高専に見つかるきっかけを作ったのも里香です。
公式ファンブックによると、過呪怨霊になっている間の
里香の自我はぼんやりとしか残っていないそうですので
こちらもほとんど力が暴走した結果と言えるでしょう。
祈本里香の術式・強さ
見た目は怪物、中身は11歳の女の子で
夏油には「呪いの女王」と称され、欲されました。
その理由は彼女が膨大な呪力の持ち主で
かつ、それを変幻自在に操れたためです。
術式のコピー
彼女自身は術式を持ちません。
ふつう術式と言うと「生得術式」のことを指し
これは生まれついて持つもので、持たぬ者が
後天的に習得できるものでもありません。
呪術師は才能が8割と言われるのはこのためです。
しかし里香は別で、一度見た他人の術式を
マネして自分のものとして使用できます。
里香自身が自発的に使うのではなく乙骨の命令で使用しますが
対夏油戦では狗巻家の「呪言」を模した
メガホンを作り出していました。
しかも術者の呪力に応じてコピー元より強い力を
使用することもできるらしく、この時には
棘ですら反動がひどいために使用していなかった
「死ね」という呪言を難なく乙骨に使わせています。
純愛砲(仮称)
里香には普段呪力制限がかかっており、「底なし」と称された
呪力も一度にたくさん使用することはできなくなっています。
しかし被呪者である乙骨を里香に捧げることでこの制限を解除。
その呪力の全てを攻撃に変えることができます。
作中では百鬼夜行事件の対夏油戦ラストで夏油の
極ノ番「うずまき」に対応する形で使用されました。
互いに総力戦となった結果、夏油の右腕を吹っ飛ばすことに
成功しています。
この攻撃を放つ際の「純愛だよ」という乙骨の台詞が
読者にとって印象的であったため、このような呼び名で
呼ばれています。
しかし作中最強ではない
自分も日本に4人しかいない特級を冠する呪詛師でありながら
夏油が喉から手が出るほど欲しがった里香ですが
公式ファンブックによると、全盛期の宿儺と
制限解除された里香では「全盛期の宿儺が勝つ」とのこと。
全盛期の宿儺とはつまりまだ人間であった頃の宿儺ですね。
呪いの王と呪いの女王では呪いの王に軍配が上がるようです。
乙骨に憑いてから解呪されるまで
きっかけは乙骨が10歳の頃に起きた交通事故。
当時11歳だった里香は乙骨の目の前で大型トラックに
頭部を轢かれて死亡します。
その際に怨霊へと変貌し、乙骨へ憑いた過呪怨霊となりました。
しかし実際は里香が乙骨を呪っていたのではなく
事故の際に里香の死を受け入れられなかった乙骨が
無意識のうちに「この世に留まってほしい」と
願ってしまっていたのが呪いの原因でした。
普通ならば叶うわけのない願いですが
乙骨本人に呪術師としての適性があったため
その願いを呪力によって叶えてしまったことによって
里香は怨霊としてこの世に残ることとなっていたのでした。
これは乙骨にとっても本当に無意識のことであり
乙骨本人は里香には「成仏してほしい」と思っていたようです。
乙骨が「決意」したことによって解呪、そして本当の別れへ
里香の死を拒むことで結ばれていた主従契約は
夏油との戦いの最後に「共に死ぬ」と選択したことで
その内容を破棄されます。
こうして里香は解呪され、乙骨はその後も生き続けることと
なりますが、里香にとってはたとえ呪いという姿でも
乙骨と一緒にいられたことは幸福だったようで
6年越しの別れの際にも感謝の気持ちを言葉にしています。
現在の里香は?「リカ」との関係は?
里香の解呪後は乙骨の等級が見直され、一度4級呪術師となりました。
その後再び特級呪術師に返り咲いているのですが
すでに里香はいないため、ファンの間では
菅原道真の子孫である乙骨の資質と努力によって
認められたと考えられていました。
渋谷事変終結後に登場した「リカ」
しかし、渋谷事変終了後の本編、通称「第二部」に
乙骨が再登場。虎杖悠仁の死刑執行を請け負って
東京の呪霊を祓って回っていました。
彼は「リカちゃん」と呼ばれる何らかの力を使役しています。
その力や、乙骨の命令で動く点や呪力がないと見えない点など
かつての里香とそっくりであり、全くの無関係とも思えません。
現在の乙骨の呪力や術式、技なども不明点が多く
「式神なのか」「夏油のように呪霊を操っているのか」など
様々な憶測を呼んでいます。
この「リカ」が「里香」本人であるのか、それとも
同名の何か、または乙骨が「リカ」と名付けた何かであるのかは
今後判明していくことでしょう。
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まとめ
「ヤンデレ少女」と認識され、幼少期から両親と別れて
祖母にも疎まれて育つなど凄惨な設定が目立つ里香ですが
その経歴自体には全くトラウマなどないらしく
年上の男性が苦手なのも単純に「乙骨以外の男性が無理」
というだけだそうです。
自分の可愛らしさに自覚があって自信を持っていたり
こういったカラッとした一面は呪術廻戦の女性キャラらしさが
ありますね。
成長したらどんな美人だったろうと思うと
亡くなったのが惜しいキャラでもあります。